Hut
・Hutとは
自然と暮らす小さな家 Hut
暮らしの本質が詰まった小さな家。私たちはそれを「Hut(ハット)」と呼びます。
朝日を感じて起きること、食事をつくり家族や友人と食卓を囲むこと
何もない時間を楽しむこと、静寂の中で眠りにつくこと。
普段の暮らしを自然の中で営むための場としてHutがあります。
地形や風景に合わせて建てられたHutの窓は、青々とした木々や小鳥がさえずる川辺など
外の景色を美しく切り取ります。自然が織りなす風景や季節の移り変わりをお楽しみください。
Hut -nest-
nestには「巣」や「居心地のよい休息所」といった意味があります。nestの建設中、森の妖精とも呼ばれるニホンヤマネが室内に巣をつくり暮らしていたことからこの名前を付けています。このHutを訪れた人も、周りを囲む自然とともに、ここで暮らすような時間を過ごしてほしいという思いを込めて。
20平米ワンルームの小さな空間ながらも、寝室、キッチン、リビングの機能を分けてゆっくりと過ごせる設計。デッキにつづく大きな窓からは川を見下ろせる。スキップフロアは土地の等高線を意識した作りになっており、立つ場所によって視線が変わり景色の見え方も異なる。
Hut -roof-
roofには「屋根」や「最高部」といった意味があります。
標高3,000m級の美しい山が連なる長野県は日本の屋根と言われています。istに点在するHutのひとつ「Hut -roof-」は場内でもひときわ高い位置にあります。木が落葉している冬の間は室内からでも場内を見渡すことができ、晴天の日は八ヶ岳も垣間見ることができます。また夏の晴れた日にテラスから眺める星空は格別です。長野県が日本の屋根であるように、roofはistの屋根のような存在です。
3つの棟に分かれた34平米の小さな家。
ついつい料理をしたくなるリビング棟に、大きな3面の窓に囲まれながら寝ることができる寝室2棟。それぞれの建物がデッキでひとつにつながり、その上で焚き火を楽しむことができる。
Hut -coal-
coalには「炭」といった意味があります。
外壁は伝統的な”三角焼き”の手法で大工さん自ら焼き上げた「焼杉」を使用、内壁にはコルクを炭化させた「炭化コルク」を使用しているため外も中も炭のような真っ黒な仕上がりになりました。大工さんたちが服を焦がし、時に火傷を負いながらも、丹精を込めて焼いてくれたストーリーが何十年先も語り継がれますように。
20平米の限られた空間ながら、リビング、キッチン、テーブル、書斎、寝室の機能が詰め込まれ、1日を快適に過ごせるよう設計が施されています。外壁は焼杉、内壁は炭化コルクを使用し、黒色壁の室内から外を眺めると、草木の緑がより際立って見えます。西陽が差し込む午後の時間は光がとても美しいので、ぜひ陽が沈むまでにお越しください。